悪縁を切りたいならここ!京都にある最強パワースポットへ行ってみよう。

おでかけ

京都の東山区の祇園近くにひっそりと佇む安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)。ここは「縁切り神社」として有名で、全国各地からそのご利益にあずかろうと沢山の人が訪れます。

悪縁を断ち切るだけでなく、さらに良縁を結ぶと言われており恋愛や離婚などの人間関係のお願いが多いようです。また、この悪縁とは他人だけでなく、自分自身の嫌な習慣や病気などでもいいようで、具体的にお願いするのがコツのようです。

ここ安井金毘羅宮は24時間参拝が可能です。お願いに必要な「形代(お札)」は形代授与所に置いてありますのでいつでも記入ができます。ただお守りや絵馬などを購入したい場合は午前9時から17時30分までとなっています。

まずは行き方について説明します。

阪急京都河原町駅から徒歩で約15分ほどです。駅を出て四条通を八坂神社方面(東方向)へ向かいます。その時道路を挟んで南側と北側の道がありますが、南側を通って下さい。八坂神社方向へ向かって右側です。四条大橋を超えて、信号を渡ってから、二つ目の大きな通り(花見小路通)を右に曲がり南方面へ進みます。祇園の風情ある町並みを楽しみながら歩いていくと、建仁寺の入口門までつきます。そこから左方向へ進み二つ目の通りの右手に「安井金毘羅宮」の鳥居があります。

ここから参拝できます。

では参拝の仕方を紹介します。

鳥居の前で一礼します。中に進みまず本殿で祈願します。

賽銭を入れ、二拝二拍手一拝を行います。お願いの仕方は二拍手の後、心の中で、自己紹介(住所名前)今回の縁切り縁結びの内容とその理由を伝えます。

その後、台に置いてある「形代」に願い事を書きます。切りたい縁や結びたい縁など何個書いてもかまいません。

この「形代」を持って、「縁切り縁結び碑(いし)」へ行き表側から裏側へ切りたい願いを念じながら通りぬけます。そして今度は裏側から表側へ結びたい縁を念じながら戻ります。その後、形代を「縁切り縁結び碑」に貼り付けて完了です。

では、なぜこの安井金比羅宮が縁切り寺として有名になったのでしょうか。

始まりは、まだ奈良に都があった670年頃、藤原鎌足が一族の繁栄を願い藤の木を植え、この地に藤寺を建てたことのようです。

そして、この安井金比羅宮の主祭神である崇徳天皇は、大変藤の花を好んだことからこの場所を気に入り妃の阿波内侍(あわのないし)を住まわせたと伝えられています。その後上皇となりましたが1156年異母兄弟間で保元の乱が勃発しました。この戦いに敗北した崇徳上皇は讃岐へ流刑されてしまいました。崇徳天皇は戦を起こした事を大変後悔し、すべての欲を断ち切り金刀比羅宮にこもり後に崩御されました。結局愛する阿波内侍と離れ離れになり二度と会うこともできませんでした。

このことから、自分自身の欲望や人間関係を切るだけでなく、愛する人と離別する苦しみをも悪縁ととらえ、断ち切るというのが縁切りの由来だそうです。更に多くの人がこのような苦しみから逃れられるよう、悪縁を切った後には良縁を結べるようにとの願いもあるようですね。

この神社に祀られているのは、崇徳(すとく)天皇以外にも源頼政公・大物主神(おおものぬしのかみ)がいらっしゃいます。大物主神は古くから道開きの神様として信仰されているようで、特に交通安全にご利益があるようです。

何か願い事があれば、善は急げ!気持ちがスッキリするかもしれません。

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