「無鄰菴」(むりんあん)は国指定の名勝で、京都市営地下鉄東西線の蹴上駅から徒歩で約8分ほどのところにあります。

この無鄰菴は、明治・大正時代に活躍した政治家の山縣有朋 (やまがた・ありとも) が建てた別荘で、その庭がとても有名です。作庭は、明治を代表する作庭家七代目小川治兵衛(おがわじへえ)で、近代日本庭園の傑作と言われています。
無鄰菴の作庭時期は1894年〜96年(明治27〜29年)で、まだ若かった小川治兵衛の初期の作品です。入口から部屋に入り、腰をおろすと、思わず見とれてしまう庭園が広がっています。聞こえてくるのは水のせせらぎの音、東山を借景とした奥行きのある庭園です。観ているだけで心地よく、なんとなく懐かしさを感じさせてくれます。

また、母屋から眺めるだけでなく外に出て自由に庭を散策できます。母屋の近くは芝生や草花低木で見通しの良い明るさがあり、奥へ進んで行くと森のように木々が茂り突き当りには三段滝があります。琵琶湖疎水から直接水を引き、母屋へ向かう流れをつくっており、森の中に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。立ち止まって水の音を聞きながら眺めを楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいました。


無鄰菴を堪能した後は、ランチをとるために移動します。阪急烏丸駅の北側にある、おばんざいの「京菜味のむら」へ。「おばんざい」とは「お番菜」と書きます。番は番茶などに使われているように、常のものを表し、常の惣菜=常のおかずという意味になります。

私が食べたのは850円の小皿が6個とごはんとみそ汁がついたおばんざいランチです。お店に入ると、すぐ横に食券購入機があります。そこで食券を購入し、カウンターで自分の好みの小皿を数だけ選び、席で待っていると、ごはんとみそ汁が運ばれてきます。優しい味で、色々な味が楽しめて大満足でした。このお店は営業時間が7:00~14:00までですのでお気をつけください。


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